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【キャストコメントvol.5】ロドルフォ役の藤田卓也からのメッセージ★

ラ・ボエーム2023

藤原歌劇団が89年前、旗揚げ公演として上演した作品でもある、G.プッチーニ作曲のオペラ「ラ・ボエーム」を大阪・堺、香川・高松にて上演します❄

キャストコメント第5弾は、ロドルフォ役を演じる、藤田卓也からのメッセージをご紹介します✨

Q ロドルフォ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!

マルチェッロ、ショナール、コッリーネ、そしてロドルフォ、実に不器用な男たちです。この不器用な連中が若さを武器に夢を追いかけ懸命に生きています。実際には、たった1食を食べるものにも困っている貧しい生活です。しかしプッチーニはこの貧困生活に、なんともエネルギッシュで華やかな音楽をプレゼントしました。まずそれが感動です。私自身も芸術に携わる身であり、普段の勉強の地味な地味な時間は、いくら周りが賑やかであろうと断絶され自分自身をシ〜ンと静かなものが包み込んでいます。ところが心の中はというと別次元で、まさにl’anima ho milionaria(億万長者の心を持つ、の意味。ロドルフォが1幕のアリアの中でミミに伝える言葉。)であり、芸術の炎が賑やかに戯れています。

さて、ミミが現れ、天空に描く夢しかなかった男の未来は一瞬にして全て希望に変えられました。本当に偉大なる恋ですね。幸せな男です。ロドルフォはミミが大大大好きだったのです。

Q 今回の公演への想いをお願い致します!

青春それは君が見た光

僕が見た希望…

あれ?どこかで聴いたような。堺、高松でご覧いただきます皆様には、このプロダクションの青春をまるで光のように感じていただけますようパフォーマンスしたいと意気込んでおります。皆様方それぞれの青春の光に、また希望にシンクロしていけましたら幸せです。国や時代が違えど、こうして同じ光を共有出来てしまう芸術に感謝致します。

藤原歌劇団公演「二人のフォスカリ」ヤコポ・フランチェスコ

クリスマスイブの楽しい雰囲気からドラマティックな人間模様まで…12月に観ていただくのにピッタリのオペラです‼️
出演者・スタッフ一同、ご来場をお待ちしております✨

指揮:柴田真郁
演出:岩田達宗

ミミ:砂川涼子
ロドルフォ:藤田卓也
マルチェッロ:押川浩士
ムゼッタ:米田七海
ショナール:森口賢二
コッリーネ:久保田真澄
ベノア:折江忠道
アルチンドロ:東原貞彦
パルピニョール:山内政幸

合唱:藤原歌劇団合唱部
児童合唱:堺シティオペラ Kid’s Chor.(大阪)、香川オリーブ少年少女合唱団(香川)
管弦楽:ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団

「ラ・ボエーム」公演詳細はこちら
大阪・堺公演
香川・高松公演

チケット好評発売中!!

チケット情報

S席:¥7,000
A席:¥5,000
B席:¥3,000
C席:¥2,000

12月8日(金) フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)大ホール
【主催】一般社団法人グランドオペラジャパン、公益財団法人日本オペラ振興会
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
【特別協力】フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)
【後援】大阪府、堺市、堺市教育委員会、大阪府教育委員会

12月16日(土) レクザムホール(香川県県民ホール)大ホール
【主催】一般社団法人グランドオペラジャパン、公益財団法人日本オペラ振興会
【共催】香川県県民ホール指定管理者 あなぶき文化振興コンソーシアム、四国新聞社、RSK山陽放送
【後援】香川県、高松市、高松市教育委員会
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会

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