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JOF Blog 舞台裏レポート

ノルマ 舞台裏レポート

2017.06.30

【キャストコメントvol.8】指揮のフランチェスコ・ランツィッロッタよりメッセージ★

いよいよ明日初日を迎える藤原歌劇団共同制作公演「ノルマ」♪
キャストコメント第8弾は、我らがマエストロ、フランチェスコ・ランツィッロッタよりメッセージが届きました♪
ランツィッロッタさんは今回初来日ということで、若手ながらイタリアを中心に大活躍中のマエストロです。
マリエッラ・デヴィーアさんとも息の合った演奏をお楽しみに★

『私が初めてデヴィーア女史の出演するオペラを指揮したのは3年ほど前でした。
今回デヴィーア女史の日本での最後の舞台というこの特別な機会は、私たち全員にとって心を打つイベントです。
特に、彼女と一緒にこの瞬間を、つまりイタリア・オペラにとって(我々イタリア人にとってはなおさらですが)歴史に残る瞬間を舞台上で共有できる幸運を、私たち誰もが十分にわかっているのです。
もちろんデヴィーア女史だけが無条件に他を圧する中心人物ではありませんが、彼女が自らの芸術的円熟の頂点にて挑もうと決意した作品であることは明らかです。
そして、長年のキャリアを経た後に取り組むことに決めた作品にて自身の成熟したキャリアに別れを告げる機会とし、この特別な意味合いを帯びた「ノルマ」は、我々にとってなおさら心動かされるものとなるのです。
「ノルマ」という作品はイタリアオペラの中でもベルカント唱法のレパートリーに加えられており、声音が鮮やかに際立つことが極めて重要です。
しかし、それだけではありません。
ベルカントのレパートリーがただ単に声楽用の伴奏音楽に結び付けられる傾向も過去の時代には頻繁にありましたが、近年イタリアでも理解されてきており、ベルカントとは単純な声楽パートの伴奏だけではなく、台本に備わったドラマツルギーも大切で、それがベッリーニ、ドニゼッティといった偉大な作曲家によって、後に音楽表現とテキストを忠実に一致させることで楽曲化されるのです。』

『「ノルマ」も例外ではありません。
つまり、舞台上で物語られる内容に音楽が合致している作品であるからこそ、今回ここ日本でもテキストの解釈と発音を大事に稽古に取り組みました。
というのも、どのようなレパートリーにおいて、つまりベルカントオペラだけではなくヴェリズモであろうがプッチーニ、ヴェルディのオペラの一節であろうが、全ての演奏は実際のところテキストの理解から生じてくるのです。
言葉の意味をきちんと理解し、その発音を体得できたならば、そこから演奏が生まれてくるのであり、逆は決してありえません。
こういう点から「ノルマ」も例外ではなく、典型的なイタリアオペラのレパートリーの内の一作品だということが言えるのです。
「ノルマ」の中には音楽的な美しさだけではなく、歌詞の意味からくる美しさに気付く瞬間が多々あります。
その中からいくつかだけ選び出すのは容易ではありません…
そうですね……本当に……う~ん……その中で最も著名な一節は別ですけどね。
例えば、ノルマのアリア“Casta diva(清らかな乙女)”とか、合唱曲“Guerra! guerra!(戦いだ!)”、各幕フィナーレとか、「ノルマ」の中だけではなく、全てのオペラ作品中でも稀有の美しさに満ちた曲もあります。
ともかく、この作品は初めから最後まで聴くに値するオペラです。
そこに集約されているものは、素晴らしく美しい調べと、柔和で至高の雅やかさで綴られた旋律線であり、ベッリーニの典型的な特徴です。
これらは管弦楽と声音との関わりを優美につなぎ合わせており、そうすることで音楽的な語りが全て流麗となります。
しかし、美しさ自体が目的では決してなく、舞台上で起こっている事柄に常に合致することを意図しているのです。』

才能あふれるマエストロの「ノルマ」を是非会場でお聴きください!!

今回の「ノルマ」会場販売は、内容充実のプログラムと、恒例になりつつあるキャストサイン入り公演写真を販売致します。
今回はなんと、ランツィッロッタさんのブロマイドも登場しますので、是非チェックしてみてください♪
もちろんデヴィーアさんをはじめとした主要キャストのブロマイドも売切必死です!
数量限定、会場限定となっておりますので、お忘れないようにご確認ください★

では明日より、日生劇場にてお待ちしております!!

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