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【キャストコメントvol.1】伊集院ハナ役のきのしたひろこ/牧野真由美よりメッセージ★

ミスターシンデレラ
10月14日・15日に新国立劇場小劇場にて上演される日本オペラ協会公演 室内オペラシリーズNo.1「ミスター・シンデレラ」♪
本日よりキャストコメントが始まります!
第1弾は、主役である伊集院正男の母、鹿児島弁炸裂で優しくてちょっと厚かましい!?伊集院ハナ役のきのしたひろこ(14:00公演)と牧野真由美(18:30公演)です★

 

きのしたひろこより★
—正男の母「伊集院ハナ」の注目ポイントを教えてください!
『ハナの見どころはなんといっても流暢な(?)鹿児島弁です。
おさいじゃした = いらした
せからし! = うるさい!
ダッキョづら = らっきょうのような○○な顔立ち 等々。
まだまだすさまじくもインパクトのある言葉の数々は、会場にてどうぞお楽しみくださいませ!
そしてたまにマルチェリーナに、たまにロジーナになります。』

—今回の公演にかける想いをお願い致します!
『フィガロとスザンナがオペラ「フィガロの結婚」フィナーレで結婚後、もしも鹿児島に住んでいたら、マルチェリーナはきっと伊集院ハナの役回りそのもの。
人間味溢れる姑・母親・妻をしっかり楽しみたいと思います。
緻密なアンサンブルが素敵に楽しく歌いこなせたら、もう、きのしたはなんでも出来そう……
苦悩を突き抜けて歓喜に至れ!byシラー』

 

牧野真由美より★
—正男の母「伊集院ハナ」の注目ポイントを教えてください!
『保守的な母親であるハナが女装した息子に「まさか変態か?」と錯乱する場面では、ロッシーニの「セビリャの理髪師」が…
また終盤、嫁姑一時休戦の場面ではベートーヴェンの交響曲第7番4楽章が…
意表を突いてヨーロッパの名曲が出現します。
また掃除を巡り薫と争う「家事の出来る姑」は早く孫の顔が見たい、と子守唄「ねんねがせ」を歌います。
さらにハンヤ節を踊り、鹿児島弁全開で喋るハナの郷土愛、これも薫を閉塞感に追い込む背景として重要です。』

—今回の公演にかける想いをお願い致します!
『日本オペラ協会の公演には今回初めて出演しますが、日本語でオペラを歌うことは「深く解釈できる言葉」と「緻密に作られた音楽」とが掛け合わさる新鮮な感覚です。
お客様に言葉を聞き取っていただくことを常に気に掛けながら、日本語ならではのダイレクトな表現での芝居を楽しみたいと思います。
そしてその上で、音楽の美しさと、マイクを通さないオペラの声の魅力をお届けしたいと願っています。』

 

大奮闘のお母さん、伊集院ハナの活躍を是非劇場でご覧ください♪♪

 

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