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【キャストコメントvol.4】ライモンド役の伊藤貴之/東原貞彦よりメッセージ★

ルチア_2017
藤原歌劇団公演「ルチア」のキャストコメント第4弾♪
今回は、ライモンド役の伊藤貴之(12/9)と東原貞彦(12/10)です♪♪

 
伊藤貴之より★

—ライモンド役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
『ルチアが幼い頃からの教育係であったライモンド。
本当はルチアに好きな人と結ばれて幸せになってほしいけれど、家の存続の為、エドガルドを諦めるように諭す1幕のアリアです。
歌っていても辛くなる場面ですが、大人としての意見をルチアに突きつける。
ルチアに愛情をもって語りたいと思っています。』

—今回の公演への想いをお願い致します!
『この岩田演出の「ルチア」は、2012年に愛知県芸術劇場で公演されましたが、その時にもライモンド役で出演しました。
まだ藤原歌劇団に入団する前の出演で、このご縁で私は藤原歌劇団に入団することになりました。
このきっかけとなった思い入れある作品に、また同役で出演させていただけることは大きな喜びと光栄です。
自分の仕事をきっちりと果たしたいと思います。
ご来場お待ちしています!』

 
東原貞彦より★

—ライモンド役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
『ルチアを巻き込む全ての出来事が、変える事のできない宿命だと分かっていても、彼女と共に悩み、苦しみ、力を尽くして平和を祈る人がライモンドなのだと思います。
神が決めた宿命を自由意志によって凌駕しようとするルチアとエドガルド。
しかしその報いは厳しく、二人は狂乱と自害という形で悔い改める事ができず命を落としてしまいます。
その許しを神に請うのもまたライモンドの務めであると思います。
アルトゥーロも合わせ三人の若者の命を奪う悲劇の中で、年長者ライモンドの果たす役割にも注目して頂き、
是非「ライモンド目線で」このオペラを鑑賞して頂ければと願っています。』

—今回の公演への想いをお願い致します!
『今回の公演では、先ほど述べました“宿命と自由意志”だけでなく、善と悪、光と影、繁栄と衰退、幸福と不幸、愛と嫉妬など相対するテーマを浮き彫りにし、
単に「引き裂かれた若い二人の愛」だけがこのオペラのテーマとはならない複雑な人間模様が描かれています。
これから稽古を重ねていくうちに、どこまで掘り下げられて行くのか分かりませんが、皆様のご期待を裏切らない公演にすべく努力したいと思っております。』

 

ルチアの成長を見届けてきたライモンドは、彼女のために祈り、時に叱咤激励をする良き指導者でもあります。
ルチアを献身的に支えるとともに厳しくもある複雑なライモンドの心境を、是非劇場でご覧ください!!

 

ルチア公演特設サイトはこちらから👇♪
lucia2017
 
CiaOpera Vol.16では12/10ルチア役の坂口裕子の密着インタビューを掲載中!!
是非ご覧ください👇♪
ciaopera16

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