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【キャストコメントvol.10】ルチア役の光岡暁恵よりメッセージ★

ルチア_2017
藤原歌劇団公演「ルチア」のキャストコメント第10弾♪
ラストを飾るのは、我らがルチア役の光岡暁恵(12/9)です♪♪

 

—ルチア役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
『キャスト一人一人のキャラクターがとても個性的で稽古をしていてとても刺激的です。
ルチアの「狂乱の場」はもちろんクライマックスですが、六重唱もまた見逃せない場面です。
ルチアは恋人エドガルドだけではなく兄を含め一族皆を愛しています。
政略結婚は当時の女性にとっては当たり前の事で仕方がない、だから困っている兄を憎みたくても憎むことができない、そして一族を露頭に迷わせたくないルチアの葛藤が浮き彫りになる場面です。
ここには強烈な個性が交わりあって、アシュトン家の危機がはっきり描かれていています。
合唱の皆さんも音楽共に素晴らしく歌い演じていてもゾクゾクします。』

—今回の公演への想いをお願い致します!
『日々の生活の中でルチアのメロディーや台詞が頭から離れなくなる時、ルチアを勝手に親友のように感じる時があります。
そんな時は楽譜を開けて彼女の“声”を想像し耳を傾けていつもルチアに寄り添ってきました。
6年前迷いながらも必死で演じた経験を大切に、また今まで温めてきた思いを形にできるよう皆さまにお届けできたらと思っております。
ルチアの語源はLuce(ルーチェ、イタリア語で光)なのだと演出の岩田達宗さんから教えていただきました。
ルチアはまさに暗闇を照らす一筋の光。
運命の扉を自分の手で力強く開け、男性社会の中で耐え忍びながら愛に強く生きた女性を全力で歌い演じられたらと思います。
伝統ある藤原歌劇団の「ルチア」、ベルカントオペラの生き字引的存在の菊池彦典マエストロの元、責任を持ってこの役に挑みたいと思います。
是非会場で皆様のお越しをお待ちしております。』

2011年藤原歌劇団公演「ルチア」より(左は須藤慎吾)

2011年藤原歌劇団公演「ルチア」より(左は須藤慎吾)

 

2011年にも今回のプロダクション初演でタイトルロールを務め、一躍ディーヴァとなった光岡さん。
6年の時を越え、進化した光岡さんの「ルチア」を是非劇場でご覧下さい!
今だからこそ演じられる最高潮のルチア、どうぞお見逃しなく!!

 

ルチア公演特設サイトはこちらから👇♪
lucia2017
 
CiaOpera Vol.16では12/10ルチア役の坂口裕子の密着インタビューを掲載中!!
是非ご覧ください👇♪
ciaopera16

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