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【キャストコメントvol.2】運ず役の柴山昌宣/清水良一よりメッセージ★

夕鶴
2月17日・18日新宿文化センター、3月21日シェルターなんようホール(南陽市文化会館)、24日湯沢文化会館で行う日本オペラ協会公演「夕鶴」のキャストコメント第2弾♪
運ず役で出演する柴山昌宣(2/17&3/21&3/24)と清水良一(2/18)です★

 

★柴山昌宣より
—運ず役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
『皆さん、お金!欲しいですよね!!
運ずも最初はお金に目が眩んで与ひょうを利用し、つうに千羽織を織らせて大金を手に入れます。
オペラの中では悪徳商人という位置づけですが、運ずは悪徳商人である以前に人の心を持ったごく普通の人間である事に、オペラの進行と共に彼自身気づかされます。
でもその代償はあまりにも大きかったのですが…。
与ひょうを商売の対象としてしか考えていなかった運ず。
ところが次第に同情という人情を感じてしまった運ず。
大きく成長して行く運ずの姿にも是非注目しながら作品をお楽しみください。』

—今回の公演への想いをお願い致します!
『日本オペラの代表作と言っても過言ではないオペラ「夕鶴」に運ずとして出演させて頂ける事に幸せを感じています。
素敵なスタッフ、共演者と共に毎回の稽古に励んでいます。
多くの先輩方がこの作品に触れ、そしてまた沢山のお客さまが作品に涙したことと思います。
今回が2度目の運ず役への挑戦になりますが、演出の岩田さんからの「運ずの存在はこの物語の救いであり、希望」という要求に少しでも応えたいと思っております。
最後に昨年他界された大賀寛先生が、大切になされ理想とされてきた生きた日本語を指針に演じたいと思います。』

 

★清水良一より
—運ず役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
『この運ずは繊細だ。
一人の人間としての運ずが語られていく。
今回の演出では、つうも、与ひょうも、惣ども、一人の人間として描かれていくけれども、運ずの変化は繊細だ、さてどこで変わっていくのか、それを目撃してほしいです。』

—今回の公演への想いをお願い致します!
『登場人物のそれぞれが、それぞれのドラマを持って舞台に登場してくる。
当たり前のようでいて実際に舞台で表現するのは意外に難しいこのテーマをどこまで実現できるのか。
特に「夕鶴」では運ずと惣どが二人で一セットのように語られることが多い。
一人の人間としての運ずのドラマ。
今、稽古を重ねるたびにこのテーマに挑戦する気持ちが強くなっています。』

 

この悲劇のキーパーソンとも言える運ず。
一番人間味がある役所をどのように演じるのか…
二人の運ずをどうぞお楽しみに!!

 

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