JOF ブログ

【キャストコメントvol.5】コルテーゼ夫人役の山口佳子/坂口裕子よりメッセージ★

ランスへの旅_2019
2019年9月5日(木)・6日(金)・7日(土)・8日(日)に新国立劇場オペラパレスで行う藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)「ランスへの旅」のキャストコメント第5弾❣️
コルテーゼ夫人役の山口佳子(5日&7日)と、坂口裕子(6日&8日)です✨

 

山口佳子より🎵
★コルテーゼ夫人役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「コルテーゼ夫人は、ヨーロッパ各国からやって来た、個性豊か『過ぎる』客人達をもてなす宿屋の女主人です。
オペラ冒頭の小アリアとアンサンブルでも歌うように、客人達の好みに気を配り、それぞれの人間関係を把握して、度々起こるアクシデントに対応しようと一生懸命に奔走します。
いえ、それどころか劇中、本当に走ります(笑)。
その役柄そのままに、音楽的にも、アジリタあり、早口あり、アンサンブルあり、ロッシーニの音楽の特色、要所要所をしっかりと押さえ、全体を支えていかなければならない面があります。
それだけに難しさもありますが、『客人』の皆さんの珠玉のアリア、重唱の数々がキラキラと輝くように、舞台を温め、盛り上げていけるよう努めたいと思います。
そして、コルテーゼ、本気の走り(笑)を観に来て頂けたら嬉しいです。」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「『ランスへの旅』と出会ったのは、2005年にROFのアカデミアに参加した時でした。
故ゼッダ先生の厳しく、愛情溢れるご指導のもと、世界中から集まった同年代の若い歌手達と切磋琢磨しながら過ごしたあの夏は、かけがえのない濃い時間だったと思います。
その後2006年に藤原歌劇団の公演ではアンダースタディとして、2015年の前回の公演ではデリア役として、関わらせて頂きました。
今回、まさかROFで歌ったコルテーゼ夫人をもう一度歌える日が来るとは、思いもよりませんでしたが、14年の月日を経て、当時の自分と今の自分を思いながら、色々と感慨深く稽古場に立っております。
そして周りを見回せば、学生時代から共にロッシーニを勉強した旧友、同じくROFのアカデミアを経験した仲間、現場でゼッダ先生の薫陶を受けた素晴らしい諸先輩方、、登場人物の多いこの作品の隅から隅まで、毎回120%の気持ちで誰もが稽古に臨む、この稀有で、死ぬほど『面白い』方々の中に身を置かせて頂いている、その幸せをいつも噛み締めております。
『ランスへの旅』は幸せなオペラです。
観客の皆様が、少しでも温かな気持ちになって劇場を後にして貰えるような、そんな舞台に出来たら嬉しいです。
劇場でお待ちしております!」

 

坂口裕子より🎵
★コルテーゼ夫人役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください!
「チロル生まれで、旅行中のフランス商人の夫を持つ黄金の百合亭の女主人コルテーゼ夫人は、冒頭、今日は国王の戴冠式に向かう大切な貴族の皆様を送り出す大切な日だからしっかりね、と皆と確認し合うシーンが大好きです。
目眩く変わる状況の中で、宿泊されるお客様に一生懸命で気の利いた夫人を演じられたらと思います。
14重唱の途中で夫からの手紙を、皆に一生懸命に走って届けるシーンもお楽しみに!」

★今回の公演への想いをお願い致します!
「今回、藤原歌劇団、東京二期会、新国立劇場との共催、またプリマやプリモたちが一堂に出演する豪華な公演に私自身も参加させていただけて、大変光栄です。
また、ロッシーニに愛し愛される園田マエストロ、大学院以来初めてご一緒させていただきます尊敬する松本重孝先生、またダブルキャストの山口佳子さんに感謝してもし尽くせません!!
毎回テンポの良い稽古場で、皆色々と発見したり進化し続けていて凄いです!

是非、楽しくてどこまでも素敵な『ランスへの旅』、ご一緒くださいませ!」

 

藤原「ランスへの旅」には欠かせない存在となっている山口佳子と、藤原デビューの「ドン・パスクワーレ」でも喜劇を見事に演じきった坂口裕子が演じるコルテーゼ夫人❣️
宿屋の女主人としての風格!?の中にもちょっとお茶目な夫人を応援に、ぜひ劇場に観にいらしてください✨
9月5日〜8日は新国立劇場オペラパレスにGO‼️

 

オンラインなら24時間チケット購入ができますので、是非ご利用ください♪♪
 
✨「ランスへの旅」公演特設サイトはこちらから👇♪
201909reims

WEBでチケットを購入 お電話でチケットを購入