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【キャストコメントvol.7】ドラベッラ役の山口佳子よりメッセージ★

コジ・ファン・トゥッテ
2022年7月1日(金)・2日(土)・3日(日)日生劇場にて上演する藤原歌劇団・NISSAY OPERA 2022公演「コジ ・ファン・トゥッテ」‍‍👭🌋👬
スペシャルキャストコメント第7弾は、7月1日・3日にドラベッラ役を務める山口佳子です✨ 
 
♪山口佳子より
★ドラベッラ役の“ここを見てほしい!”という注目ポイントを教えてください。
「恋人たちの学校」と言う副題をもつこの作品の一つの見どころは、身分や階級、規律や道徳と言う、型どおりの生き方しか知らなかった若者たちが、苦悩しながら段々と成長し、其々が持っていた個性を開放していくその姿ではないかと思います。フィオルディリージとドラベッラも始めは見分けのつかない双子のようだったのが、2幕になると変化していきます。最後まで抵抗するフィオルディリージとは対照的に、新しい事をサラリと受け入れ、人間本来の「生きる」喜びを爆発させるような、そんなドラベッラが演じられたらと思います。2幕以降のドラベッラの成長ぶりに是非注目して頂けたら嬉しいです。
 
藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)ランスの旅」より

藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)「ランスの旅」より

★今回の公演への想いをお願い致します!
学生時代に初めて全幕を勉強したオペラが「コジ・ファン・トゥッテ」でした。アンサンブルの楽しさ、音楽とテキストの融合性の凄さ、「オペラってこんなに面白いんだ!そして奥深い!」と目から鱗が落ちました。そして二十代の多感な時期を共にした、素晴らしい仲間たちとのチームワーク、その大切な思い出と共に心に刻まれている、私にとって特別な作品です。当時はフィオルディリージを歌いました、その後デスピーナも幾度となく歌い、今回ドラベッラでとお話を頂いた時には非常に驚き、躊躇しました。楽譜上はソプラノの役ですが、慣習としメッゾソプラノの方がお歌いになる事が多く、今でも本当に私でいいのかと不安ではありますが、岩田演出のこの新しい「コジ」の中で、ソプラノの私だから出来る事も探しながら、その責任を何とか果たしていけたらと思っております。
 

日本オペラ振興会設立40周年記念 藤原歌劇団公演「ジャンニ・スキッキ」より

日本オペラ振興会設立40周年記念 藤原歌劇団公演「ジャンニ・スキッキ」より


 
一般的にメッゾ・ソプラノが演じることの多いドラベッラを、ソプラノの山口が演じます💡
果たしてどんな化学反応が起こるのか…!!ぜひご注目ください✨
  
いよいよ本番まで3週間を切りました❣️
モーツァルトとダ・ポンテの傑作を、ぜひ日生劇場でご覧になりませんか?💐
   
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皆さま安心してご来場いただける公演づくりを目指して公演実現に向け準備を進めております。
どうぞご支援・ご声援のほど宜しくお願い申し上げます!
 
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