1. トップ
  2. >
  3. 公演情報・チケット
  4. >
  5. CiaOpera!
  6. >
  7. Vol.14-大貫裕子 2

CiaOpera!

見終わったら手をつなぎたくなる?笑って泣いて、家族の絆を感じる作品。

—冒頭でもおっしゃっていましたが、この作品はセリフや芝居的な要素もかなりあるようですが、そうなると共演者の方との掛け合いが重要になってくるように思います。今回共演される方々は、みなさん以前もご一緒されたことはありますか?

ほぼ、ご一緒したことのある方ばかりですね。私の出る15日チームでいえば、垣内教授役の村松さんは今回が初めてですが、薫の夫の伊集院正男役の所谷さんはものすごくよく共演していますし、伊集院忠義役の田中さん、伊集院ハナ役の牧野さんとも共演したことがあります。

大貫裕子

−では、掛け合いをつくっていくにも良さそうですね。

そうですね。牧野さんは歳も近いですし、面白い嫁と姑のシーンをつくれるんじゃないかと(笑)。それも見どころですね。所谷さんとは付き合いが長いし、信頼を寄せているので、楽しく役づくりが出来ます。

−牧野さんは、前回お話を伺ったときに、「姑の伊集院ハナ役は、お嫁さんいびりがすごい」と話してくださいました(笑)。

そうなんです。でも薫も負けません。言い争いするシーンや、怒鳴りあうシーンもあります。でも最終的には、お舅さんの伊集院忠義に「あんた、何言ってんのさ!」という感じで、嫁姑で団結するんですよ。

−お義母さんとも団結するのですか。夫との愛というだけでなく、家族としての絆が作品を通して描かれているのですね。演出家の松本重孝氏も、何度もお仕事はご一緒されていますか?松本さんの演出の魅力は、どんなところでしょう?

はい、何度もご一緒しています。
ちょっとしたところにも裏付けがあって、「なるほど」と思える部分がたくさんあるところですね。

−裏付けがある、ですか。

そう、雰囲気だけで要求しないというか。「こういう理由だから、こういう演技をしてほしい」という。だから、演じているほうも観ているお客様にも、説得力が伝わりますよね。

−やはり、説得力は大切ですよね。指揮者の坂本和彦さんとは、いかがですか?

坂本さんは、ものすごく長いお付き合いですし、一時期はほぼ一年中一緒にお仕事をしていました。今でも、それに近いものがあります。会わないときがないってぐらい(笑)。

−そうですか!では、音楽づくりの相談もしやすいのではないですか?

坂本さんとは、あまり相談はしないです。相談しなくても、「あ、こうしてほしいのかな?」というのが分かるんです(笑)。向こうも、こちらがこうしたい、というのも分かっていただけますし。

−よくお仕事されているだけに、かえって察し合えるのですね!それにしても、喜劇は悲劇よりも難しいと、みなさんおっしゃいますね。

そうですね!人を表現するって難しいです!同じセリフの言い方にしても、人を笑わせるための呼吸とか、間の取り方っていうのがあるでしょうし。それは松本重孝先生にみっちり仕込んでいただきたいです。

大貫裕子

2015年藤原歌劇団公演「ファルスタッフ」アリーチェ役 牧野正人(右)との掛け合い

−日本語を歌うときに気をつけている点はありますか?

やはり「日本語が聴き取れない」というのが、お客様にとっていちばんのストレスになると思っています。ですからいい声を聴かせるというよりは言葉を大事に伝えるということが、日本の作品をやる上では大事です。

−今年度日本オペラ協会の総監督に就任された郡さんも、伝えることの大切さということをおっしゃっていました。

そう、この公演は郡さんが就任されてから、第一弾なのですよね!今までの日本オペラとは、またグッと違うものがお見せできると思います。

−楽しみにしています!

ミスター・シンデレラ
ページ上部