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  7. Vol.22-柴山昌宣 2

CiaOpera!

ものすごく幸せな共演についてと、早口習得のコツ。

—では、共演者のみなさんはもうよくご存知だったり、舞台でご一緒されていたりする方々なのですね?

主役・アンジェリーナの但馬由香さんは『セビリャの理髪師』でご一緒して、絡みの多い役をやっていたのですごく印象に残っていますね。とても楽しかったです(笑)。あ、ドン・ラミーロの山本康寛さんは今回初めてご一緒します。ダンディーニの市川宥一郎さんは、僕とは大学院の先生と生徒の関係で、本当に彼の声が出るか出ないかというところから知っているから、そういう人とこうして一緒に舞台に出られて、そして二重唱、とても面白い二重唱がダンディーニとドン・マニーフィコにあるのですが、それを一緒に歌えるということはすごく幸せに感じています。

—やはりそういうとき、嬉しく感じられるものですか?

ものすごく嬉しいですよ。逆に自分もそういうときがあったな、と思うし。やっぱりどうしても年齢は嘘をつけないから、20代の人から50代の人を見て「あぁ、すごい!」と自分が昔思っていたように、彼も僕にそう感じている部分もあると思うし、逆に僕自身は全然そんなつもりはなくて、むしろどこかで同じジェネレーションでいたいと思っているぐらいだけど。でもとにかく、相手役になってくれることが大変楽しみです。

柴山昌宣

—いいお話ですね!そして、横前さん、𠮷村さん、上野さんはいかがでしょう?

クロリンダの横前奈緒さんは、共演は初めてだけれど、コンクールとかオーディションとか、動画サイトなどでもご活躍も見ているし、ヨーロッパでも活躍できるかたなのだなぁと感じるのでご一緒できるのがとても楽しみですし、ティーズベの𠮷村恵さん、アリドーロの上野裕之さんはやっぱり以前生徒だった方々です。だから、いろいろな意味で楽しみがたくさんあるプロダクションですね。

—お話を聞いたあとだと、私たちも観ていて嬉しくなりそうです。柴山さんオススメの見どころ・聴きどころはやはり、先ほどおっしゃったダンディーニとの二重唱も含まれるでしょうか。

そうですね、本当に面白い二重唱ですよ。それからその他の重唱もいいですし、またドン・マニーフィコにはひとりで歌うアリアが3曲あるのですが、どれも本当に個性的な曲で面白いです。早口の言葉をいっぱい体に入れなければいけないのですが、そういうことも僕は大好きなのです。「生麦、生米、生卵」と言えるかといったら言えなくて、生来は苦手なほうなのだけど、アリアのイタリア語を最初はゆっくり少しずつ練習して、流暢に見えるようにしていくのです。

—早口のイタリア語をモノにするには、かなり練習されるのではないですか?

はい、もう、道を歩きながらでもつい我を忘れて自分の世界に入って、ブツブツ言ってしまったりします。それですれ違った人にバッと振り向かれたりして(笑)。でもそういう練習の積み重ねがすごく役に立ったりもします。本当は、声を出して練習するのが一番ですけれど、あまりやりすぎても喉が疲れてしまうし。日々欠かさずお経のように唱えたり、メトロノームを使ってゆっくりから始めて、だんだんマエストロのテンポへ近づけていくということもします。

—そういった日々の積み重ねが、早口を身につけるコツなのですね。

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