【キャストコメントvol.2】ティーズべ役の髙橋未来子からのメッセージ★

ロッシーニの魔法にかかった、灰かぶり娘のシンデレラストーリー

2024年4月27日（土） ・28日（日） 14:00 開演 （13:00 開場）テアトロ・ジーリオ・ショウワにて、藤原歌劇団創立90周年記念公演の第１弾、G.ロッシーニ作曲「ラ・チェネレントラ」を公演します👑

ペローの童話、シンデレラの絵本から“再び”登場人物たちが飛び出してきた！
オペラ・ブッファの巨匠ロッシーニの傑作「ラ・チェネレントラ」待望の再演！！

キャストコメント第2弾は、ティーズべ役を演じる、髙橋未来子からのメッセージをご紹介します✨

Q ティーズべ役の“ここを見てほしい！”という注目ポイントを教えてください！

ティーズベを歌っていると、お姉ちゃんであるクロリンダが歌ったあとに同じメロディーを歌うことが多いということに気づかされます。
まるで、お姉ちゃんのあとをいっつもついていって真似っこばっかりする妹のようです。

クロリンダとは皮肉めいた言い合いの場面も多いのですが、本当は仲の良い姉妹なのだと思ってます。しかし二人の考え方は決定的に違います。例えば最初の登場の場面でも、同じメロディーを歌うのですが、クロリンダは“no no no no”と歌うのに対して、ティーズべは“sì sì sì sì(イタリア語でYes)”と歌っているのです。

これはオペラの最後につながっているように感じられて面白いです。アリドーロに『チェネレントラに許しを乞うかどうか』と聞かれたとき、クロリンダは、端的に言えば“no”を選びます。そしてティーズべは“sì”を選ぶのです。

真似っこはするけど私はこうなの！という考え方の違いを出してティーズべ役を生きていけたらと思っているので、ぜひ最後までご覧ください。

Q 公演への想いをお願いします！

藤原歌劇団創立90周年記念公演の幕開けとなる本公演に出演させていただけることを嬉しく思います。

「ラ・チェネレントラ」は“la bonta in trionfo”という副題がついています。日本語に訳すと“良いものの勝利”でしょうか。“良いもの”という言葉の見解が難しいなといつも思うのですが、「誠実さ」が私の中では今しっくりきます。
自分の心に誠実に、音楽に誠実に、共演者やスタッフに誠実に、お客様に誠実に・・・この舞台に誠実に取り組んでいきたいと思います。

そうすることで「勝利＝舞台の成功」へとつながるのかなと。ロッシーニ先生からの伝言と思って頑張ります！！！舞台でお待ちしてます。

公演情報

ラ・チェネレントラ特設サイト

藤原歌劇団創立90周年記念チケット

S席ペアチケット：¥30,000（S席¥15,000×2枚）

• 有料プログラム（販売価格¥1,000）２冊付き
• サイン入り公演写真２枚付き

※日本オペラチケットチケットセンターへのお電話へお申込みの方限定特典となります。

※サイン入り公演写真は、全ての出演者のご用意はございませんので予めご了承ください。種類は公演当日、販売所にてご確認ください。

チケット情報

Ｓ席　15,000 

Ａ席　12,000 

Ｂ席　8,000 

Ｃ席　4,000

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