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【キャストコメントvol.7】演出家の岩田逹宗からのメッセージ★

ニングル

倉本聰の名作が初のオペラ化!!
2024年2月10日(土) ・11日(日・祝) ・12日(月・振) 14:00 開演 (13:00 開場)めぐろパーシモンホール 大ホールにて、日本を代表する脚本家、劇作家である倉本聰の名作「ニングル」が新作初演として公演されます🌱

『昔に返せ』『未来につなげ』…ニングルから人間への痛切な訴えを今、日本オペラ協会渾身の想いでお届けします!

キャストコメント第7弾は、演出家、岩田達宗氏からのメッセージをご紹介します✨

Q 「ニングル」の演出を手がける想い

もともと倉本聰氏ということに思いはありました。僕らの世代というのはちょうど倉本聰氏のドラマを見て、その影響を一番受けた世代だろうなと思います。実際、彼の書いたドラマの登場人物たちに憧れて、ここまで生きてきました。

自分が今、こういう仕事をして、こういう生き方をしてるのは彼のドラマに出てきた登場人物の影響です。そういう思いからずっと大切な仕事だと思って始めましたが、今はとにかく目の前にいる出演者と、スタッフと何か新しい、やっと、オペラというヨーロッパで生まれた芸術を、表現手段をやっとちゃんと日本人のものにできるっていうものを僕らは手にしたぞと。

何かとんでもない新しい大切なものが、今、僕らは実現しようとしているんだなっていう高揚感で、今は生きてます。

Q 「ニングル」の見どころを教えてください!

「オペラ」って言うと、その演出が、音楽が、あるいは下手すると、衣裳が、美術があって、いろいろな楽しみ方ができるみたいなことをおっしゃる方も多いです。

私がここで「演出の面ではね」とか「演奏に関わってるので、美術や衣裳が」みたいな言い方もできますが、これはもう演出も、音楽も、何もっていうそういうのが分かれてない。もう完全に一つのオペラです。舞台芸術というしか言い様のないものです。

だから演出のどこかではなくて、もう「ニングル」というこの舞台で行われる全てをまるごと体験していただきたいと思っています。見どころ聴きどころって分かれていません。もう体験してくださいとしか言いようがない。人間は何かっていうことをそのある種の驚きとか、その恐らく皆さんがまだ体験した事のない感動みたいなものをここに体験しに来ていただきたいと思っています。

原作 倉本聰氏初のオペラ化!世界初演となり、未来に繋げるための想いが詰まった作品です。
稽古映像も含まれたインタビュー動画もお楽しみください♪

公演情報

ニングル特設サイト

終演後、会場内で田中祐子(指揮)・渡辺俊幸(作曲)によるアフタートークあり[2/10(土)・11(日)のみ]

チケット情報

S席 15,000 
A席 12,000 
B席 8,000 
C席 3,000

チケットは全日完売いたしました。
また当日券の販売もございませんので、ご了承ください。

指揮:田中祐子  演出:岩田達宗

        2/10&12   2/11
勇太      須藤 慎吾    村松 恒矢
才三      海道 弘昭    渡辺 康
かつら     佐藤美枝子   光岡暁恵
ミクリ     別府 美沙子   相樂 和子
スカンポ    中桐 かなえ   井上 華那
光介      杉尾 真吾    和下田 大典
信次      黄木 透     勝又 康介
民吉      久保田 真澄   泉 良平
ニングルの長  江原 啓之    山田 大智
かや      丸尾 有香    長島 由佳
信子      佐藤恵利(両日)

合唱:日本オペラ協会合唱  
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団  

【主催】公益財団法人日本オペラ振興会、公益社団法人日本演奏連盟
【共催】公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
【特別協力】一般財団法人倉本財団
【東京都芸術フェスティバル主催】東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))|独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人東急財団(田中祐子:五島記念文化賞オペラ新人賞研修成果発表)、公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団
【協力】太鼓芸能集団 鼓童

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