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CiaOpera!

CiaOpera!(チャオペラ)Vol.38 長島由佳・丹呉由利子 1
Vol.38 -
長島由佳氏・丹呉由利子氏

丹呉氏と長島氏。同役「伊賀の局」のふたりが語る《紅天女》。

丹呉氏はオペラの新たな発展への期待と純粋な楽しみを以て、長島氏は随所に“初の試み”が散りばめられた本作を表現することへの責任感を以て臨む《紅天女》。原作には登場しない「伊賀の局」という役だが、妻として、母として、女としての強さを持った、美内すずえ先生もインスピレーションを受けたであろう魅力ある実在の女性。人間女性の象徴のようなその役どころを深めながら、原作ファンの方も、オペラファンの方も喜んでいただけるような新しい日本オペラの世界を、プロダクションでひとつのファミリーのようになってあたたかくつくりあげていきたい。お客様には、ぜひ両チームを見比べて楽しんでほしい。

今最も旬なアーティストのリアルな声や、話題の公演に関する臨場感あるエピソードなど、オペラがもっと楽しめること請け合いの情報をお届けするコーナー「CiaOpera!」。第38弾は、前回に引き続き日本オペラ協会本公演のスーパーオペラ『紅天女』に出演の丹呉由利子氏と、長島由佳氏。丹呉氏は1月11日・13日・15日、長島氏は1月12日・14日に、「伊賀の局」役として出演されます。原作に登場しない未知の役どころの魅力や、その役に取り組む意気込み、一緒につくりあげる共演者などについてたっぷり語っていただきました。

オペラに新しい風を吹かせる期待感、“初の試み”を体現する責任感。

−今回も前回に引き続きスーパーオペラ《紅天女》にご出演のおふたりにお越しいただきました。1月11・13・15日に「伊賀の局」役でご出演の丹呉由利子さんと、同じく「伊賀の局」役を1月12・14日に演じられる長島由佳さんです。まずは恒例ですが、作品に臨むおふたりの意気込みをそれぞれお聞かせください。

長島由佳・丹呉由利子氏

丹呉  まず、この作品に参加するきっかけとなった話なのですが、私はずっとイタリア作品を中心に学んできました。私自身が自ら「日本オペラを歌いたい」という気持ちになったときに門を叩いてみようと思っていたのです。ここ1年ぐらい日本の歌を歌う機会が多くなってきたときにちょうど本公演のオーディションの情報を目にして、「伊賀の局」という役をいただきました。参加してみて感じたことは、作品にとても期待を持てると感じていることです。日本オペラ協会ってすごく伝統のある団体なので、古き良き“クラシックなもの”を大事にしていくことはもちろん大切だと思うのです。それは普遍的なものだし、根底に持つべき軸ではあると思うのですが、一方で新しい風も取り入れてようとされています。今回の《紅天女》の収録されている『ガラスの仮面』って、たとえまだ「オペラ」を知らない方でも知っている可能性の高い、新しいお客様へのアピール力がすごくある作品だと思うし、それが一流の人々が集まる団体によってきちんとしたオペラの形になっているという点に、私自身とても期待を持っています。オペラに初めて触れる方の来場が多くなると思うので、そこでひとりでも多くのお客様が生の声で表現することの良さや、人間の声が持っているパワーみたいなものに気づいてくださり、今後オペラのファンになっていただけたらいいなと思っています。

—ご自身でも作品に期待をお持ちで、楽しみにされているのですね。長島さんはいかがですか?

長島由佳氏

長島  私は本公演が、まず『紅天女』の結末まですべてが明らかになるのが初めてということ、作曲家の寺嶋民哉先生が作曲なさった初めてのオペラということ、美内すずえ先生がお書きになった台本が初めて世に出るということ、などいろいろ初の試みが多いなかで、その体現者としていかに美しく舞台上で表現できるかという責任感を強く感じています。オーディションを受けたときのほうが「受けてみよう!」と意気込みはあったかもしれません(笑)。その意気込みが、今は責任感に変わった感じです。

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