エルネスト・パラシオ氏による「新進オペラ歌手育成」/カルメン・サントーロ氏による「コレペティトゥア育成」
ロッシーニ・オペラ・フェスティバル総裁エルネスト・パラシオ氏、カルメン・サントーロ氏による特別マスタークラス開催
公演日時
2025年11月10日(月)
2025年11月18日(火)
会場
日本オペラ振興会黒川稽古場
チケット情報
- 一般 :¥1,000
- 学生 :¥500
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イタリア著名国際オペラフェスティバルの優秀指導者を招聘して実施する国際的オペラ歌手育成事業
次代を担う声に、世界最高峰の薫陶を一
ロッシーニ・オペラ・フェスティバル総裁エルネスト・パラシオ氏、カルメン・サントーロ氏による特別マスタークラス開催
夢への一歩を踏み出す、若き才能のための特別な機会
成果発表演奏会では、Accademia Rossiniana “ Alberto Zedda” 2026 推薦者を選出!!
募集要項
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出演者・スタッフ

エルネスト パラシオ
ロッシーニ・オペラ・フェスティバル総裁
1946年、ペルーのリマ出身。同時代歌手の中でも最も重要な歌手の一人であり、そのレパートリーは”ベルカント・ジャンル”において特筆に値する。イタリア内外の主要劇場での公演に招かれたが、その中には、ミラノ・スカラ座、ロンドン・コヴェントガーデン王立劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などが挙げられる。
1997年には若手アーティストのマネージメント職に就き、並行して彼らの歌唱技術や音楽的な準備も手掛ける。マネージャーとして支えた若手の中には、ファン・ディエゴ・フローレス、イルダール・アブドラザコフ、ダニエラ・バルッチェローナ、ニコラ・ウリヴィエーリ、ミケーレ・マリオッティ、パオロ・ボルドーニャ、イヴァン・マグリ、リッカルド・フリッツァ、ラウラ・ジョルダーノ、アレッサンドラ・マリアネッリらがおり、皆前途有望な若手から、高い評価を得る一流アーティストへと成長していった。
マドリードのレアル劇場では、2008/2009年シーズンの演目「ドン・パスクワーレ」を対象としたコンクールが催され、その入賞者たちの稽古を担当し、バレンシアのソフィア王妃芸術宮殿にあるプラシド・ドミンゴ・オペラ研修所や、フィレンツェの五月音楽祭劇場アカデミーでは、マスターコースも手掛けた。
ペルーのリマ開催のアレハンドロ・グランダ国際フェスティバル芸術監督。2016年よりペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバル芸術監督、2017年2月からは同ロッシーニ・アカデミア長を歴任し、同年9月からロッシーニ・オペラ・フェスティバル総裁を務めている。

カルメン サントーロ
イタリア、マルティーナ・フランカ生まれ。2009年より、マエストロ・ファビオ・ルイージの音楽アシスタントとして、チューリッヒ歌劇場、フィレンツェのマッジョ・ムジカーレ劇場、ウィーン劇場、マルティーナ・フランカのヴァッレ・ディトリア音楽祭に携わり、同音楽祭ではオペラ制作の音楽監修も担う。同地のロドルフォ・チェッレッティ・ベルカント・アカデミーでは音楽研究コーディネーターを務めている。アシスタント・コンダクターとしては、マエストロ・ダニエレ・ルスティオーニのもと、リヨン国立オペラ、ザルツブルク音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭、ロンドンのオペラ・ララ、バーリのペトルッツェッリ劇場、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルなどに出演。アルベルト・ゼッダのアシスタントとしても、ロッシーニ・フェスティバルのオペラで活躍。コレペティトゥールおよび音楽助手として、チューリッヒ歌劇場、ウィーン劇場、ブリュッセルのモネ劇場、モスクワのボリショイ劇場、バレンシアのパラウ・デ・レ・アルツ、リヨン国立オペラ、ジュネーヴ大劇場、ボローニャ市立劇場、ナポリのサン・カルロ劇場など、ヨーロッパの主要劇場に数多く招聘される。サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場にてオネーギン・ナショナル・アワード特別賞受賞。
現在ベルカントオペラフェスティバル イン ジャパン芸術監督。