公演情報・チケット
オペラ歌手育成部 第42期研究生 新人育成オペラアンサンブル公演
日時
G.プッチーニ作曲「La Rondine つばめ」
2023年3月18日(土) 14:00開演(13:30開場) J.ハイドン作曲「Le Pescatrici 漁獲りの娘たち」 日本初演 2023年3月19日(日) 14:00開演(13:30開場) |
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場所 昭和音楽大学北校舎5F スタジオ・リリエ |
チケット情報 発売中
全席指定 ¥3,000- / 後日配信 ¥2,500-
★後日配信(字幕付き)を行います★
当日ご覧になれない場合でも、配信期間中は何度でも繰り返しご覧いただけます。
※配信予定期間 3月27日(月) 10:00~4月30日(日)
2023年3月18日(土)〈字幕付き原語・ピアノとヴァイオリンによる上演〉
G.プッチーニ作曲「つばめ」
【出演】
マグダ | 鎌谷実芽 白砂智子 中村百花 |
リゼット | 池田実来 小林万里菜 山岸愛弥己 |
ルッジェーロ | 工藤翔陽(助演) |
プルニエ | 原優一(助演) |
ランバルド | 鶴川勝也(助演) |
ペリショー | 根岸朋央(助演) |
ゴバン | 磯﨑康陽(助演) |
クレビヨン | 豊島雅弘(助演) |
給仕頭 | 片沼慎(助演) |
【指導】
指揮 | 中橋健太郎左衛門 |
演出 | 三浦安浩 |
ディクション | 廣田美穂 |
コレペティトゥア | 久保晃子 藤原藍子 |
ヴァイオリン | 平山慎一郎(客演) |
2023年3月19日(日)〈字幕付き原語・ピアノによる上演 日本初演〉
J.ハイドン作曲「漁獲りの娘たち」
【出演】
エウリルダ | 湯澤里帆 |
リンドーロ | 平賀僚太 |
レズビーナ | 川添由結 矢口美乃里 |
ネリーナ | 田代光花 渡辺愛理 |
ブルロット | 髙階ちひろ 吉田叶倫 |
フリゼッリーノ | 増子菜月 柳澤乃々佳 |
マストゥリッコ | 園田卓也 |
【指導】
指揮 | 佐藤宏 |
演出 | 恵川智美 |
ディクション | 髙橋和恵 |
コレペティトゥア | 田村ルリ 髙橋裕子 |
「つばめ」あらすじ
ダンサーになることを夢見てパリに飛び出した主人公のマグダ。ミュージックホールのオーナーであるランバルドに見初められ、愛人として裕福な日々を送っていた。
ある日、友人のプルニエがパリで流行している感傷的な恋について話していると、マグダのお世話係であるリゼットやその場にいた友人達は、プルニエの話す恋愛論について否定するのであった。
プルニエは、みんなに「ドレッタの夢」という新しい曲を披露する。
マグダはその曲の続きを歌いながら、過去に経験した美しくて純粋な恋に、想いを馳せるのであった。
ある時、マグダはランバルドの知人であるルッジェーロという青年に出会い、やがて2人は恋に落ちる。マグダは今までの生活を捨て、ルッジェーロと共に生きていくことを選んだ。
やがて2人はリビエラで暮らし、幸せな時間を過ごしていた。ルッジェーロはマグダと結婚するために、故郷にいる母の承諾を得ようと手紙を送っていた。そのことを知ったマグダはひどく動揺する。なぜなら、マグダはランバルドの愛人であったことや、自分が汚れた身であるということをルッジェーロに打ち明けられずにいたのだ。
マグダが彼に本当のことを打ち明けた先に待っている結末とは・・・
(文責・マスター昼コース 中村百花)
「漁獲りの娘たち」あらすじ
とある国のとある漁村に、2組の漁師のカップルがいた。
一組はフリゼッリーノとレズビーナ、もう一組はブルロットとネリーナ、
それぞれはそれぞれの兄妹と恋人同士。
釣った魚を自慢し合って、一見仲良さそうに見える彼らだが、女の子達はそれぞれ密かにより良い条件の結婚相手を探しているようだ。
村にはもう一人、エウリルダという娘もいた。
彼女は物思いに耽ることが多く控えめな性格なので、老漁師である父マストリッコに結婚を心配されているのだった。
そんな折、リンドーロという青年貴族が漁村にやって来る。彼はこの漁村で何かを探しに来たようで『15年前に悪い領主に殺されてしまったカジミーロ王の娘が、秘密裏にこの村で育てられているので、悪い領主が倒れた今、新領主となった私の妃として迎え入れたい』といい、さらに『もし、ちゃんとした証言を自分にしてくれたら漁師達には豪華な褒美を与えることを約束する』とのこと。
それを聞いた漁師の娘達は、自分こそがその娘に違いないと大騒ぎを始める。
それを見て始めは呆れていた男の子達も欲に動かされて、それぞれ『自分の妹こそが探してる人物で間違いないですよ!』と、新領主に売り込み彼の妃にして宝と地位を得ようとする。
混乱するリンドーロの元にマストリッコが現れて、自分の娘として育ててきたエウリルダこそが真の姫である、と告げる。
ますます混乱するリンドーロの元に精一杯着飾った娘達が現れ、自分こそが妃として相応しいと主張する。
一方でエウリルダはリンドーロに対して運命的なものを感じていた。
そんな中、一計を案じたリンドーロは、真の姫君を探す為に協力してくれた漁師達に褒美を与える、と言って皆を集める。
漁師達はそれぞれの思惑を胸に一堂に会するが、用意されたのは黄金の杯や銀の壺、豪華な宝石の数々。しかし、その中にはカジミーロ王の命を奪った血塗の短剣が。
果たしてこの剣を手にするのは一体誰なのか…
(文責・マスター夜コース 平賀僚太)